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当時と比べて、現在の選手の認識は変わってきているように思いますか。
「変わってきているのではないでしょうか。草津ではなかなか情報は入ってきませんでしたが、その中でも新聞などでセカンドキャリアを含めた取り組みの記事が目に付くようになりました。認識も変わったのでしょうし、大変な努力があったように思います」
― ようやく結果が目に見えるようになってきたわけですね。
「そうですね。選手がリタイアしたときに、セカンドキャリアという現実に直面して初めて考えるのでは遅いですから、そんな時のための日常的な準備が必要です。準備として、取り組みを加速度的に普及させていく事と、制度自体を有効利用しようという選手側の意識を高めることが大事になるのではないでしょうか。また、準備ができるように相談できる気軽な窓口としてJリーグ選手協会がクローズアップされるように思います」
― 今後に向けてのアドバイスをいただけますか。
「社会的立場の向上を目指す地道な活動は選手の中に浸透してきているので、これからますます期待されるでしょうし、頼りにされる部分があると思います。ですが、これからは社会貢献に目を向けて選手たちを押し出していくべきだと思います。
プロスポーツ選手の果たすべき役割、期待される役割って思っている以上に大きいと思うんですよね。地域に顔を出せば、地域の方々がどれだけ自分たちのことを期待してくれているか、どれだけ楽しみにしてくれているのか、どれくらい支えてくれているのか、わかるはずです。自分たちの置かれている立場を改善していくのはもちろんのことですが、自分たちの持つ社会的責任を果たしていく義務があると思うんです。そのことをもっと自覚して活動しないと。
Jリーグや代表のことを考えると非常にタイトなスケジュールなので、なかなか統一した活動というのは難しいと思いますけど、今までの歩みを考えるとそういうのも今後必ず可能になると思いますし、そうした活動を拡げていって欲しいですね」
― どうもありがとうございました。
【取材・構成】 SHAPE 豊田 英夫
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