■こんなに支えられているなんて
― 三日目はなにをされたのでしょうか?
オリンピック代表のメディカルチェックがあったんですけれど、その第一部隊のサポートをしました。サポートって言っても、メディカルチェックの時に使う洋服とかを準備して、それを選手に「今日はこれを着てやるんだよ」と渡すくらいなんですけど。
― いつもと逆の立場でしたね。
そうなんですよ。メディカルチェックの前に、ミーティングをやるじゃないですか。ドクターとかが来ていて、こういうことやるから、って説明して。必要な書類を書いたりして。そんな光景をスタッフ側から見ているんです。
― どんな印象でした?
それが、なんかちょっと不思議な感覚なんですよね。へぇ、こういう感覚なんだ、みたいな。ただ、選手が万全のプレーをできるようにこちら側からしっかり見守っているんだ、というサポートしているスタッフたちの意識はしっかり感じました。こんなに支えられているなんて、選手ってかけがえのないものなんだな、ってことを強く感じましたね。
― メディカルチェックに来ている選手たちから「あれ~?」なんて言われませんでした?
それは言われましたよ! 石川ナオとか、隼磨とか、坂田とか、川島とか。川島は大宮で一緒にやっているし。茂庭もベルマーレで一緒だったし。「何しに来たの?」って。山本監督も「今日は新しいスタッフがいるから」って紹介してくれて。「オーバーエイジの外池選手です」って。(笑)
仕事的に言えば、僕はなんにもできなかったと思いますけど、その中でまた人脈も拡がったし、人とのつながりの中で生きているということを実感できたし。その中で知らない自分っていうのも逆に見えてきましたね。 |