FILE005  



山口貴之 選手
生年月日 1973/08/01
身長/体重 170/64
ポジション MF
経歴 ヴェルディ川崎-コリチーバ/ブラジル-ブランメル仙台-京都パープルサンガ-ヴェルディ川崎-ヴィッセル神戸-ヴェルディ川崎-ガンバ大阪-ヴィッセル神戸-ガンバ大阪-ヴィッセル神戸-ザスパ草津
― 指導者資格を取ろうと思った動機を教えてください。

先のことはあまり考えていなかったんですけど、ゆくゆくは必要になろうだろうと思って、時間のある時に取得しました。取っておいて損はないなという軽い気持ちで。これから選手をやっていくうちに、監督になりたいって気持ちを持つかも知れないので。

― 影響を受けた指導者は?

特にいないんですが、強いてあげるとすると、鳥栖のコーチ(来季の監督)の岸野さんの指導法に影響を受けているんですよね。気持ちを大事にして、前面に出す監督なので。すごく身近に自分の理想とする指導者がいるので、学びながらプレーすることが出来ています。

― 講習会で難しく感じたことはありますか。

身体でわかっていることを、言葉で伝える難しさでしょうか。喋ることがあまり上手くないんですね。でも、僕は身体で表現が出来るので、プレーで見本を見せる手法でやっていこうと思います。

― 資格を取ってみて、プレー上で役に立ったことはありますか。

プレー上というよりは、自分でノートを作っていて、流れのいい練習や、いい指導法だと感じたら、それを書き残すようにしています。

― 資格を取ってみて、日々の練習で気づいたことはありますか?

ひとつひとつの練習の前に、練習の意図が伝わるように説明があるんですが、そういった部分で理解が深まるようになりました。

― どのレベルの指導者を目指していますか?

小学生は僕には難しいと思います。ある程度、組織とか、話していることが理解できるような高校生やユースレベルがいいなと考えています。プロの監督は嫌なんです。プロの監督って人の生活を左右する立場なので、全員に好かれることはないですから。クラブチームだったらユースか、サテライトを目指したいですね。

― 理想の指導者像を教えてください。

気持ちの入っている選手じゃないと使わない監督ですね。ハートがない選手はだめだと思うんです。もともとプロなんだから、そこは持っていなくちゃいけないところですよね。フィジカルにしろ、テクニックにしろレベルがそうそう変わるわけではないとしたら、問題はメンタルだと思うんです。そこを大切にする指導者像が理想です。それと、技術を見せられる指導者というか。僕は読売で育ってきて、すぐ隣で練習をしていたトップチームのラモスさんとかジョージさんとかを見て、本当に上手いなと思って育ってきましたし、ジュニアユースやユース時代は小見さんに指導してもらいました。指導者自体、一緒にゲームに入って、技術を見せられる、そんな人たちに教わったので、そういう指導者になることも理想ですね。

― 自分にとって指導者への道とは?

技術系の指導者として、出来ることがかなりあると思っています。僕は読売で育ってきて言葉で教えられたことはないと思うんです。見て学ぶものだと思うし、そう感じて育ってきたんですね。いいプレーを見て、盗んで、そうやって選手は大きくなると思うんです。そういう意味では、自分が出来ることが楽しみではあると思っています。

【取材・構成】 SHAPE 豊田 英夫