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竹村栄哉 選手
生年月日 1973/12/06
身長/体重 170/64
ポジション MF
経歴 三次中-山陽高-ベルマーレ平塚-水戸ホーリーホック-大分トリニータ-水戸ホーリーホック-大分トリニータ-大宮アルディージャ
― 指導者資格を取ろうと思った動機を教えてください。

若い年齢で戦力外通告を受けたことがあって、サッカーをやめたときに何が出来るのか考える機会があったんです。その時に、コーチの資格がというものがあって、現役中のほうがスムーズに取れると聞いたので、取得できるものは取得しようと思ったことがきっかけです。毎年Jリーガーになる選手はいっぱいいますが、出会うコーチによってぐんと伸びる選手もいるし、そうじゃない選手もいます。めぐり合わせというのは大事だと思うんですよね。少しでも伸ばしてあげられるコーチになれればと思って、去年B級を取得しました。

― 影響を受けた指導者は?

身近でいえば大分の時にお世話になった石崎さんでしょうか。それまでは平塚とかにいて、試合にもあまり出ていなかったのですが、使ってもらえるようになって。石崎さんだと、若い選手はフィジカルも強くなるし、目に見えて成長がわかるところがありますので。あとは大宮時代のオランダサッカーの組織は勉強になりました。最初は組織ばっかりで抵抗があったんですけど、コーチの立場になって選手に教えるんだったら、本当に基本中の基本だと思うんですよね。だから自分がコーチになったときには役に立つのかなと思いました。

― 講習会で難しく感じたことはありますか。

指導実践じゃない勉強の部分です。大学の4年間でやるようなことを1週間で詰め込むという感じで、かなり難しかったですね。

― 資格を取ってみて、プレー上で役に立ったことはありますか。

コーチのやり方を見て「このコーチはこうやるんだな」とか、いろいろなことを考えるようになったことです。知識が身についたから、サッカー選手としての幅が少しは広がったんじゃないかなと思います。今日の練習はこういう意図があるんだなとか、そういうことを毎回必ず考えるようになりましたね。

― 資格を取ってみて、日々の練習で気づいたことはありますか?

結局選手って監督が思っているサッカーをどれだけグラウンドで出来るかじゃないですか。その中で個人のイメージも大事だけど、まずは監督がどういうサッカーをやりたいのかを理解すべきだということです。

― どのレベルの指導者を目指していますか?

B級を取った当時は高校の監督をやりたいなという気持ちがありましたけど、やっぱり高校の監督になるにもコーチとして勉強しないとできないと思うんですよね。そういう意味では、Jリーグの下部組織のコーチなら、プロになりたい意識の子どもたちばかりだろうから、そこでコーチの勉強をしていきたいと思っています。

― 理想の指導者像を教えてください。

理想なんですけど、トップを教えられるのであれば、惜しみなく選手につきあえるコーチになりたいです。ほとんどがみんな1年契約じゃないですか。いろいろなことを教えてあげたり、シュート練習にも付き合ってあげたりするコーチが理想です。選手がひとりでも上手くなれば、監督・コーチにとってはプラスだと思うんですよね。選手もチームもレベルが上がるわけだから。だから惜しみなく努力する。そういう意味で、コーチって大変だと思うし、すごく時間もかかる職業だと思っています。

― 自分にとって指導者への道とは?

僕と同じくらいの年でコーチになったり、ライセンスを取ったりしている人もいっぱいいます。そんな人たちと今度は選手じゃなくて監督、コーチとして対戦できることを頭に浮かべているんですね。だから、楽しみなんじゃないかなあ、と思います。まだ、よくわかりませんけどね。

【取材・構成】 SHAPE 豊田 英夫