08.05.28 UPDATE
― みなさんの個人年金を補助する制度ができました。みなさんの反応はいかがでしょうか。
江添 理解していない人が多いんですよね。以前から考えていた人はいろいろな情報を聞いて理解をし始めていますが、若い選手にとっては少し難しかったかもしれません。後からクラブハウスで機関誌を見た選手から「これってどういうものなの?」と質問をされて、その都度説明はしているんですけどね。
― どのようなところがわかりづらいのでしょうか。
江添 国が税制面で優遇している個人年金には国民年金基金と確定拠出年金があって、そのどちらを選ぶのがいいのかがわからないようです。個人的に個人年金というものの必要性を感じていて勉強していたので、みんなには噛み砕いて説明しているのですが、それでも専門の言葉が多いので、そこでつまづいてしまうようです。
― 江添さん個人としては将来設計をどうお考えですか?
江添 僕らは大卒で入っていますので、高卒の選手よりは働ける年数が少ないわけです。だから将来に対する不安がすごく大きいんです。特にJ2の場合は、若い選手にシフトして行ったり、結果を残さなかったら次の契約がなかったりしますよね。その先のことを考えて、自分で生活する分は自分で貯めていこう、という考えでいます。ただ、貯蓄や年金に割り振れる金額は決まっていますので、慎重に考えてやっていこうと思っています。
― 話は変わりますが、選手協会活動についての意見を聞かせてください。
江添 いい取り組みだと思います。年に2回の総会はとてもいい場だと思います。
― その総会はどのようなイメージがありましたか?
江添 勉強になる場ですよね。深いんだな、というか。自分たちの立場は自分たちで守っていかなければいけないんだな、ということを強く感じました。特に契約のことや、他のチームがおかれている状況というのはとても勉強になります。ただ、僕は興味がある方だと思いますが、興味がない若い選手にとっては、そんな選手会活動も関心がないことなのかも知れません。
― みなさんに関心を持ってもらうにはどのようにすればいいでしょうか。
江添 総会の場に連れて行ってあげるといいと思うんです。きっと興味が湧くと思いますから。僕や和哉のように以前から選手協会の仕事をしている選手にとっては、仕組みや活動について今はある程度理解できていますが、実際には僕も選手会の仕事をし始めてからわかるようになったわけですから。
― 会議の場の熱が伝わりますからね。
江添 他のチームの選手たちがどのようなことを考えて、何をやっていくのかを見てもらうのはいいことですよね。たとえば…無理かも知れませんが、オフの期間に全チームの全選手を会場に集めて、中央で代表者たちが会議をするといいんじゃないでしょうか。その場でいろいろな人たちと交渉したり、選手たちの議決を取ったりすると、もっとわかりやすくなるように思います。
― ありがとうございました。








