SPECIAL INTERVIEW
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■なんでインターンシップに参加したのですか

まず、セカンドキャリアを意識するよりも、他の世界を見てみたいっていう方が強かったですね。サッカーしかやっていないので関わる人も、自分の考えていることも狭いんですよね。だから仕事で経験をしたかった…まあ迷惑かけているほうが多かったんですけど。

■インターンシップでプーマを選んだ理由は。

プーマにはいつもお世話になっていて、自分で電話やFAXでお願いしていたのですが、どうやって送られてくるのか、その仕組みを知りたかった、というのがひとつのきっかけです。電話したらすぐに送られてくると思っていたんですけど、思っている以上に時間がかかっていました。

■実際にどんなことをしたんですか。

初日はプーマジャパンの社員の方から、組織の説明を聞いていました。その後に大宮のショップに行って、靴を磨いたり、靴に釘を打ったり、販売をしてみました。2回目は、ショップ回りをして、渋谷では接客をして実際にシューズを販売しました。1足しか売れませんでしたが…。

■サッカーが役立った部分はありましたか。

活きた部分はシューズのアドバイス。でも本当に全然違うんですよね。お客様に対して、言葉遣いが雑になっちゃうので、人との接し方などは本当に勉強しなくちゃいけないと思います。

■普段のサッカーをやっている生活と普通の人とは時間帯が違うと思いますが、今回朝から夜まで働いてみていかがでしたか。

正直、朝の電車から夜まですべてラッシュは厳しかったですね。初日は電車に酔っちゃって。(笑)でも、これが普通なんですよね。サッカーは特別じゃないですけど、ちょっと外を経験することでそういう人の気持ちがわかるし。自分に欠けている部分はそこなので。そういう気持ちがサッカーに出て行けば、まあなんとか少しは…でも本当にまったく違う世界でした。

■引退後のことを考えていますか。

誰もが引退しますが、まだ本当にこれがやりたいというのは考えていなくて。だから今はいろいろな人とかと関わっていって最終的に決められればいいかなと思っています。興味あることはいっぱいあるので、そういったことを経験しながらサッカーに取り組みたいと思っています。

■興味あることとは具体的にどのようなことですか。

まずはサッカーのコーチ。それに、こういうショップでお客さんと関わるのもすごく面白いなと。ジムのトレーナーとか。でも今はなにかしらサッカーに関わりたいなと思っています。

■サッカーを切り離した自分を考えたことはありますか。

いや、本当に一度もなくて。それを考えるだけでも怖いです。だから自分を客観的に見るためにもいろいろな経験をしていきたいですね。でも、かけ離れることはないですけどね。想像できないですから。

■インターンシップに参加した感想を。

人との付き合い方とかが変わってくると思います。物ってひとつ作るのに本当に何人もの人が関わっていますし、本当に物を大切にする…今までも大切にはしていましたけど、もっと大切にすると思います。2日間だけでしたが、自分の中ですごく大きかったですし、いい経験になりました。

【取材・構成】 SHAPE 豊田 英夫