SPECIAL INTERVIEW
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― 6日間お疲れさまでした。少し長かったですか?

「そうですね、精神的に疲れましたね。午前、午後、夜の講義とあって。夜の講義を受けるという経験はあんまりなかったことですからね。(笑)大学以来でした」
「確かに勉強では慣れていない部分がありましたが、実技に関しては普段プレーヤーとして全く触れないような項目がたくさんあったので、そのへんは刺激になってよかったと思いますね。それに、今まで会ったことがないいろいろな選手たちとコミュニケーションをとることによって、ちょっとしたチームワークみたいなものが生まれたし、そういうのも指導者としてはプラスになると思いますね」

― シーズン前の時期として自主トレになるという意見もありますが。

「個人的には、初日のメニューがちょっときつかったんですよね。(笑)2日目、3日目とラクにはなったんですけど。インストラクターの方たちが考えるメニューの順番があると思うのですが、少し順番を変えてもらえるとコンディションが上がりやすいという希望はありました」

― 講習の中でなるほどと思ったことは。

「いつもは自分がプレーヤーという立場だったんですけど、ここで指導者の視点で見るようになって、頭の中でわかっているのに、言葉にならない。イメージできるのに、伝えるのが難しい。そんな難しさをすごく感じましたね。それから、基本が論理的にわかったっていうか。どっちかっていうと感覚でやっていたんだけど、マニュアルを読んでそれがすごく新鮮だった」

― 他の選手が子どもたちに教えているのを見て感じたことはありますか。

「初めての経験だから難しいとは思うけど、慣れれば大丈夫かなっていう感じはありましたね」
「意外とみんな喋れていたよね。みんな子どもたちに話しかけて。「発問」でしたっけ? 問題を出して答えさせていたりもしたし、デモも上手くいっていたし」
(発問…どうすればいいかを教える指導ではなく、「この場合はどうした方がいい?」など、子どもたちが自分で答えを導き出せるような問いかけを発すること)

― サッカースクールなどで講習で得た成果が出るのでは。

「ものすごくやりやすくなると思う」
「それは全然違いますよ」
「例えばゲームをやっている中で問題点が出たら、止めて指導して、またゲームに入るという形を教えてもらったから。今まではスクールに行って、なにかやってくれって言われて、そこで終わりになっちゃうのがほとんどだったので、そこはすごく勉強になった。こういうのが指導者なんだなって思った」

― もっと早く取ればよかったと思いますか。

「本当にそうですよね。俺はもっと早く取りたかった。まさか自分が長老だとは思わなかったからね」

― 時期的にはいかがでしょうか。

「時期もいいと思うし、この5泊6日がちょうどいいっていうか。短すぎてぎゅうぎゅう詰めでやっても難しいものがあるし、これ以上長くても…って感じです」
「俺もちょうど良かった。初日は厳しかったけど、2日目からそんなこともなかったですし。きっちり1時間昼寝もできたし」

― 今まで接点のなかった人との出会いはいかがでしょう。

「それはすごく良かったと思う。俺、昨日みんなの部屋をまわったけどとても面白かった。一番年上だから、「え、何で来るの?」ってみんなは思ったかも知れないけどね。(笑)でも、チームのことや、家族の話も出来たし、やっぱりこういうコミュニケーションは大事だと思う。今後この27人で同じように上の資格を受けていくわけじゃないけど、どこかのスクールで教える時に一緒になったら「C級の時に教わったあの練習方法をしようぜ」みたいなこともあるだろうし」

― 望月さんはどうですか?

「シゲは自分から入っていかないからね!」

「いやいやいや、そんなことないって。…でもすごく新鮮だったですよ。いろいろなチームから来るし、初めて会う選手もいて。そうやって知り合えたことはよかったと思いますよ」

― 今後はどのように考えていますか。

「B級は絶対取ると思う。あとはS級をどうするか、だよね」

― なるべく現役中に?

「出来る限り現役中に取っていきたいですね」

「僕もいずれは上まで行きたいから、まずはB級を取りたいですね」

― ありがとうございました。


【取材・構成】 SHAPE 豊田 英夫